安心なエンディングのために

お墓を購入することは,所有権を持つことか

お墓を購入するということは、その土地の所有権を持つということではなく、
「その土地を使用する権利を持つ」ということになります。
ですから、「土地を購入している」わけではなく、
「その土地を借りている」という言い方が正しいのかもしれません。

土地を購入しているのとは違うので、勝手に売買したりすることも、
第三者に譲渡することも、もちろん出来ません。
但し、その土地はご家族の子孫が続く限り、
永遠に使用しても良いという権利を購入すると言うことになりますので、
永代にわたってご家族の子孫が相続するということも、法律で認められています。

ですので、その墓地の土地が必要なくなった時には、使用権を返還することになりますが、
石碑を取り除いたり、外枠の部分も全て取り除いてからの返還になり、
その墓地を購入するときに納めた永代使用料金は、
戻ってくることはほとんどないということを覚えておいてください。

更に、この使用権を継承する子孫がいなくなってしまった場合ですが、
その場合は無縁仏となってしまい、使用権は消滅してしまいます。
その墓地やお寺によっても規定が変わってきますが、

約三年から五年使用者がいない場合には(使用者が死亡時)、
自動的にその使用権が消滅すると定められているところもあります。
使用者が行方不明や、住所不明になってしまった場合にも、
年数を定められて消滅するというところがほとんどです。

今の時代、高齢化や少子化、核家族の解消により、
お墓の継承者がいなくなってしまうことが多いのが傾向ですので、
無縁仏になってしまうお墓が多数存在しているのが現代事情です。

土地を購入しているわけではなくとも、
その土地の管理もしなくてはならなくなるということもありますので、
子孫の事も考える必要も出てきます。

新たにお墓を購入しようとお考えの方は、
もう一度ご家族をよくお話し合いをされるのがよろしいかと思います。

このような現代傾向を見据えたご供養の仕方やお墓選びも沢山ありますので、
ぜひ一度、お墓に詳しい専門のアドバイザーに、アドバイスを求められるのもよろしいかと思います。
こちらのサイトにはお墓の広さについての解説がありました。わかりやすい解説ですので、ぜひご覧ください。